2016年1月31日に阪堺上町線住吉-住吉公園間が正式に廃止となってから本日で1年が経ちました。今回は上町線住吉-住吉公園間があった頃の画像と廃止された現在の画像を織り交ぜて見ていただきたいと思います。
昨年最後の記事にも使った画像ですが、1年前の最後の住吉公園行き電車です。モ161形モ161が大役を務め、多くのファンの方々が撮影されてました。
もうすぐ1年となる一昨日に同じ場所を訪れましたが、あの1年前と違っていつも訪れる休日の朝と変わらない静かさでした。しかし、長年この住吉交叉点を見てこられた同好の方はこの日も来られていて、一緒に追悼させていただき、この廃止区間のことを中心にいろいろとお話を伺うことができました。
住吉交叉点を横切るオレンジ色の雲電車塗装のモ501形モ504です。同好の方がよく撮影されていたサイドビューの構図、今はもう撮ることができないので自分も撮っておいて本当に良かったと思っています。
現在は交叉点がなくなって分岐点となりましたので、上町線の電車が交叉点を横切る姿は見られなくなりました。
住吉-住吉公園間の踏切を電車が通過するところも今となっては懐かしい風景です。
現在は踏切も線路もなくなり、道路となりました。
南海本線住吉大社駅の改札までの階段の踊り場から見た廃止前の住吉公園駅ホームの先と上町線の線路です。
同じ場所の現在は駐車場ですが、駐車場の白線がそのまま線路があった頃のようにカーブを描いています。
この画像は手塚山四丁目停留場ののりば案内の看板ですが、こちらは廃止前のもので「浜寺駅前・住吉公園方面のりば」と書かれてました。
そして、廃止後の現在のものは「浜寺駅前・我孫子道方面のりば」となっています。
ここから3枚の画像は廃止前のものが続きます。
ご存知の方も多いと思いますが、住吉公園駅には防火水槽がありました。
これもご存じの方も多いと思いますが、この防火水槽で金魚が飼われていて心を和ませてくれてました。
こちらは住吉停留場の4番のりばに停車する阪堺標準塗装の頃のモ161形モ161です。なぜ縦で撮ったのかわかりませんが、住吉停留場の駅名標と「天王寺駅前方面のりば」と書かれた4番のりばの看板が写っているので今となってはいい記録になりました。
また住吉交叉点の画像ですが、こちらは約22年前の1994年秋頃に撮影したものです。現在と比べても線路が交差していないこと以外はほとんど変わらないように見えますが、よく見るとまだどんぐり薬局さんがなく、住吉1番のりばの待合も昔のもので、1番のりばと交叉点の間に横断歩道があったり、住吉3番のりばの屋根のテントもまだなかったりなど、細かいところでは変わっていたりします。
最後はひとつ上の画像と同じように撮ってみた最近の画像です。20年でどれだけ景色が変わったか、是非ひとつ上の画像と見比べてみてください。
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