2021年2月25日木曜日

街区表示板と鉄道の旅 大阪市24区編 第23回 住之江区

今回は終盤に差し掛かって参りました「街区表示板と鉄道の旅 大阪市24区編」の記事でありますが、第23回となる今回は住之江区でございます。今回の住之江区は1974年7月22日に住吉区から西部を分離して誕生した区であります。現在の住之江区と住吉区の境界は細江川(細井川)以北は南海本線、以南は阪堺電気軌道阪堺線が区の境界となっております(詳しくはWikipediaをご覧ください)。


それでは今回の住之江区最初の街区表示板は左の画像の「住之江区西住之江一丁目1」であります。


その「住之江区西住之江一丁目1」の住所に該当するのは南海電鉄南海本線住ノ江駅であります。こちらの上の画像は南海本線の高架橋にある住ノ江駅の駅名標を入れて住ノ江駅東側から撮影した住ノ江駅付近の様子です。


こちらの上の画像は住ノ江駅出入口で、2階の改札口へは階段を上ります。


そして、こちらの上の画像は階段を上った2階の改札口(左側)と切符売り場(右側)であります。


南海電鉄南海本線住之江駅は高架駅で、ホームは島式ホーム2面4線となっております。


こちらの上の画像は和歌山市方面1・2番のりばのホームからなんば方面3・4番のりばのホームを住ノ江駅の駅名標を入れてさつえいしたものですが、奥には隣接する住ノ江検車区に留置されている車両が見えます。


こちらの上の画像はなんば方面3・4番ホームから隣接する住ノ江検車区を撮影したものです。


そして、こちらの上の画像は先ほどの画像を撮影中になんば方面3・4番ホームに回送で入線してきた10000系「HYDEサザン」(前4両)です。


次はそれなりに移動しまして、本来は「住之江区緑木一丁目4」の街区表示板を掲載したかったのですが、自分には見つけられませんでしたので、1番違いの左の街区表示板の画像の「住之江区緑木一丁目3」であります。


その1番違いの左の街区表示板の画像の「住之江区緑木一丁目3」の住所に該当するのは大阪市高速電気軌道緑木検車場であります。こちらの上の画像は緑木検車場の入口を撮影したものです。


こちらの上の画像は緑木検車場の表札で、上から「大阪市高速電気軌道株式会社 車両部 工場管理事務所 緑木車両工場 検車管理事務所 緑木検車場」と書かれております。本来は内部の画像も掲載したかったのですが、一般公開に一度も行ったことがありませんので今回は表札のみでご勘弁を。。


次はほんの少し移動しまして、左の街区表示板の画像の「住之江区北加賀屋二丁目11」であります。


その「住之江区北加賀屋二丁目11」の住所に該当するのは大阪メトロ四つ橋線北加賀屋駅であります。こちらの上の画像は北加賀屋二丁目11に該当する4号出入口です。


こちらの上の画像は北加賀屋駅の西改札口(左側)と切符売り場(右側)です。


この大阪メトロ四つ橋線北加賀屋駅のホームは単式と島式を組み合わせた2面3線のホームとなっており、1番のりばは住之江公園方面、2・3番のりばは西梅田方面のりばとなっておりますが、真ん中の2番のりばは朝夕ラッシュ時のみの使用で、昼間は車両が留置されてますので、3両並びが撮ることもできます。


そして、北加賀屋駅のホームの壁には緑木検車場のイラストが描かれており、駅名標を絡めて撮影しました。


次は少し移動しまして、左の街区表示板の画像の「住之江区泉一丁目1」であります。


その「住之江区泉一丁目1」の住所に該当するのは大阪メトロ四つ橋線・南港ポートタウン線(ニュートラム)住之江公園駅であります。こちらの上の画像は泉一丁目1に該当する四つ橋線住之江公園駅2号出入口であります。


こちらの上の画像は大阪メトロ四つ橋線住之江公園駅の南改札口です。


この大阪メトロ四つ橋線住之江公園駅のホームは島式ホーム1面2線となっており、始発駅ですので1・2番とも西梅田方面のりばとなります。


こちらの上の画像は1番ホームで、住之江公園駅の駅名標を入れて撮影しました。


そして、こちらの上の画像は2番ホームで、停車している23系西梅田行きを入れて撮影しました。


そして、こちらの上の画像は南港ポートタウン線(ニュートラム)への乗換えが一番近いC階段と23系を絡めて撮影したもので、乗換えの表記も愛称のニュートラムで表記されています。


そして、次は南港ポートタウン線(ニュートラム)住之江公園駅へと向かいます。通常四つ橋線から南港ポートタウン線(ニュートラム)への乗換えは通常改札を出ない場合は地下通路を通るのですが、自分は一日乗車券のエンジョイエコカードを使って撮影してましたので、一旦改札を出て先ほどの2号出入口から歩道橋を上って南港ポートタウン線(ニュートラム)の乗り場へ向かいます。


こちらの上の画像は大阪メトロ南港ポートタウン線(ニュートラム)住之江公園駅で、高架駅となっております。


こちらの上の画像は大阪メトロ南港ポートタウン線(ニュートラム)住之江公園駅1号出入口であります。


そして、こちらの上の画像は南港ポートタウン線(ニュートラム)住之江公園駅の切符売り場です。


こちらの上の画像は南港ポートタウン線(ニュートラム)住之江公園駅の改札口であります。


この南港ポートタウン線(ニュートラム)住之江公園駅のホームは島式ホーム1面2線となっております。


そして、ホーム中央には出口と四つ橋線のりばへの階段が見えます。


こちらの上の画像は先ほどのホームからの階段を降りた改札階で、地下の四つ橋線のりばへの階段が見えます。


そして、こちらの上の画像は先ほどの改札階からの階段を降りた地下通路で、四つ橋線への乗換えの案内が表記されております。


そして、この「住之江区泉一丁目1」は住之江競艇場の所在地でもあります。


次はほんの少し移動しまして、左の街区表示板の画像の「住之江区新北島一丁目2」であります。


その「住之江区新北島一丁目2」の住所に該当するのは大阪シティバス住之江バスターミナルであります。こちらの上の画像は先ほどの住之江競艇場側から住之江通を挟んで撮影したもので、南港ポートタウン線(ニュートラム)の高架橋が上に写っておりますが、住之江バスターミナルの出入口であります。


こちらの上の画像は先ほどの住之江バスターミナルの出入口の左側に写っているバスターミナルのバス乗り場への案内標識であります。


こちらの上の画像は住之江バスターミナルのバス乗り場であります。


こちらの上の画像は住之江バスターミナル2番のりばに停車する大阪市営交通110周年記念の復刻版ゼブラバスによる4系統出戸バスターミナル行きであります。


この住之江バスターミナルは大阪シティバス住之江営業所が隣接しており、訪問当日も住之江営業所所属のバスが多く留置されていました。


次はそれなりに移動しまして、左の街区表示板の画像の「住之江区南港東四丁目8」であります。


その「住之江区南港東四丁目8」の住所に該当するのは大阪メトロ南港ポートタウン線(ニュートラム)フェリーターミナル駅であります。こちらの上の画像は住所の南港東四丁目8に一番近い1-B号出入口であります。またこの大阪メトロ南港ポートタウン線(ニュートラム)フェリーターミナル駅は大阪市交通局時代に初めて駅名がすべてカタカナ表記となった駅であります(現在すべてカタカナ表記の大阪メトロの駅は他に中央線・南港ポートタウン線(ニュートラム)コスモスクエア駅があります)。


こちらの上の画像は大阪メトロ南港ポートタウン線(ニュートラム)フェリーターミナル駅の切符売り場(左側)と改札口(右側)です。


そして、この南港ポートタウン線(ニュートラム)フェリーターミナル駅のホームは島式ホーム1面2線となっております。


そして、このフェリーターミナル駅が最寄りの大阪南港フェリーターミナルのフェリーは名門太陽フェリーの新門司行きと四国オレンジフェリーの東予行のみの出航で、フェリーさんふらわあの別府行き・志布志行きはトレードセンター前駅が最寄りの大阪南港コスモフェリーターミナルでの出航となるのでトレードセンター前駅で下車するようにとの注意喚起の掲示物が貼られていました。


こちらの上の画像はフェリーターミナル駅のコスモスクエア方面2番のりばの駅名標を撮影したものです。


そして、こちらの上の画像はフェリーターミナル駅の西側にある大阪南港フェリーターミナルを撮影したものです。


こちらの上の画像はフェリーターミナル駅と大阪南港フェリーターミナルを結ぶペデストリアンデッキから撮影した南港ポートタウン線(ニュートラム)です。このフェリーターミナル駅周辺の上には阪神高速4号湾岸線が通っております。


次はほんの少し移動しまして、左の街区表示板の画像の「住之江区南港南二丁目3」であります。


その「住之江区南港南二丁目3」の住所に該当するのは大阪市バス(現在の大阪シティバス)南港バスターミナル跡であります。こちらの上の画像は西側にある大阪南港フェリーターミナル側からバスの出入口跡を撮影したものです。


こちらの上の画像は大阪市バス(現在の大阪シティバス)南港バスターミナル跡を撮影したもので、2011年3月31日をもって廃止された南港バスターミナルは大阪メトロ南港ポートタウン線(ニュートラム)フェリーターミナル駅と大阪南港フェリーターミナルを結ぶペデストリアンデッキの真下にありましたが、現在は建物はなくなって骨組みだけ残り、トレーラーの駐車場となっております。


そして、南港バスターミナル跡の北側の道路には「フェリーターミナル駅前」というバス停があり、15系統住之江公園行きと南港南六丁目行きがはしっております。こちらの上の画像はフェリーバスターミナル駅前のバス停と南港バスターミナル跡のトレーラーの駐車場とペデストリアンデッキを入れて撮影したものです。


こちらの上の画像はフェリーバスターミナル駅前のバス停2番のりばを撮影したものです。


次はそれなりに移動しまして、左の街区表示板の画像の「住之江区南港中六丁目1」であります。


その「住之江区南港中六丁目1」の住所に該当するのは大阪市高速電気軌道南港運輸事務所・南港検車場であります。こちらの上の画像は大阪市高速電気軌道南港運輸事務所・南港検車場の入口を撮影したものです。


こちらの上の画像は同じく南港中六丁目1にある大阪メトロ南港ポートタウン線(ニュートラム)中ふ頭駅4号出入口で、本来は南港ポータウン線(ニュートラム)の開業当初の終着駅であった中ふ頭駅の所在地の「住之江区南港五丁目3」の街区表示板を掲載して中ふ頭駅を紹介したかったのですが、街区表示板を見つけることができませんでしたので、今回はこういった形での紹介となりました。


そして、こちらの上の画像は南港検車場と中ふ頭駅の北側から南東側を向いて南港検車場への入庫線(カーブしている右側)と南港ポートタウン線(ニュートラム)(直線の左側)を撮影したものです。


こちらの上の画像は先ほどと同じく南港検車場と中ふ頭駅の北側から北東側を向いて現在の大阪府咲洲庁舎(旧:WTCタワー)(左側の高層ビル)を絡めて南港ポートタウン線(ニュートラム)を撮影したものです。


次も少し移動しまして、左の街区表示板の画像の「住之江区南港北一丁目14」であります。


その「住之江区南港北一丁目14」の住所に該当するのは大阪メトロ南港ポートタウン線(ニュートラム)トレードセンター前駅であります。このトレードセンター前駅は1997年12月18日に大阪港トランスポートシステム (OTS) ニュートラムテクノポート線コスモスクエア-中ふ頭間が開通と共に開業した駅で、こちらの上の画像はトレードセンター前駅の外観を撮影したものです。


こちらの上の画像は大阪メトロ南港ポートタウン線(ニュートラム)トレードセンター前駅の1号出入口を撮影したものです。


こちらの上の画像は大阪メトロ南港ポートタウン線(ニュートラム)トレードセンター前駅の改札口を撮影したものです。


この大阪メトロ南港ポートタウン線(ニュートラム)トレードセンター前駅のホームは島式ホーム1面2線となっております。


またこのトレードセンター前駅はアジア太平洋トレードセンター(ATC)が隣接してますので、トレードセンター前駅とアジア太平洋トレードセンター(ATC)を入れて南港ポートタウン線(ニュートラム)を撮影しました。


最後も少し移動しまして、左の街区表示板の画像の「住之江区南港北一丁目30」であります。


その「住之江区南港北一丁目30」の住所に該当するのは大阪メトロ中央線・南港ポートタウン線(ニュートラム)コスモスクエア駅であります。このコスモスクエア駅は1997年12月18日に大阪港トランスポートシステム (OTS) テクノポート線大阪港-コスモスクエア間、ニュートラムテクノポート線コスモスクエア-中ふ頭間が開通と共に開業した駅で、こちらの上の画像は大阪メトロ中央線・南港ポートタウン線(ニュートラム)コスモスクエア駅の4号出入口を撮影したものです。


こちらの上の画像はコスモスクエア駅の南港ポートタウン線(ニュートラム)の改札口となる東改札口を撮影したものです。


このコスモスクエア駅の3・4番のりばとなる南港ポートタウン線(ニュートラム)のホームは島式ホーム1面2線となっております。


そして、こちらの上の画像はコスモスクエア駅の中央線の改札口となる西改札口を撮影したものです。


このコスモスクエア駅の1・2番のりばとなる中央線のホームも島式ホーム1面2線となっており、1番線は奈良学研登美ヶ丘方面のりば、2番線は降車専用となっております。


こちらの上の画像は中央線コスモスクエア駅1番線に停車している20系を撮影したものです。


今回の住之江区が所在地となる鉄道路線はまだ住吉区だった1968年9月30日までは南海電鉄南海本線と大阪市電阪堺線(通称:三宝線)のみで、大阪市電阪堺線(通称:三宝線)が廃止されますが、1972年11月9日に当時の大阪市営地下鉄(現在の大阪メトロ)四つ橋線玉出-住之江公園間が延伸開業したことによって区域を走っていた大阪市電阪堺線北加賀屋-南加賀屋町間の代替路線が確保され、住吉区から分区されて住之江区となってからは1981年3月16日に南港ポートタウン線(ニュートラム)が開業したことによって南港地区にも鉄道が走るようになり、1997年12月18日に大阪港トランスポートシステム (OTS) テクノポート線大阪港-コスモスクエア間、ニュートラムテクノポート線コスモスクエア-中ふ頭間が開通してからは中央線からも南港地区へアクセスできるようになって利便性が向上しました。さらに中央線は4年後の2025年大阪・関西万博へ向けてコスモスクエアから会場の夢洲へ延伸が予定されていますので今後が楽しみであります。また現在の区内の所在地となる鉄道路線の駅以外では南海電鉄南海本線粉浜駅・住吉大社駅と阪堺電気軌道阪堺線細井川停留場・安立町停留場・我孫子道停留場は住吉区、大阪メトロ四つ橋線玉出駅は西成区との区界にあることから多く利用されております。


今回も相変わらず記事の内容・画像とも粗い感じで申し訳ございませんが、あと一回を残すのみとなりましたので、ご愛顧のほどよろしくお願い致します。