2019年10月30日水曜日

街区表示板と鉄道の旅 大阪市24区編 第10回 東淀川区

今回は毎月恒例となりつつある「街区表示板と鉄道の旅 大阪市24区編」の記事ですが、第10回となる今回は東淀川区でございます。今回の東淀川区は1925年に大阪市の第二次市域拡張に伴って西成郡全域が大阪市に編入された際に西成郡中津町、豊崎町、西中島町、神津町、豊里村、大道村、新庄村、中島村、北中島村が区域となり誕生しました。その後、1942年に北大道町、南大道町、橋寺町、豊里町、豊里三番町のそれぞれ淀川左岸区域が旭区へと編入されます。さらに1943年には新淀川左岸区域を大淀区として分離し、東海道本線(大阪駅~尼崎駅区間)以東の地域(塚本・加島)が西淀川区から編入されます。そして、1974年には東海道本線(吹田駅~大阪駅区間)以西を淀川区として分離し、現在の区域となります(詳しくはWikipediaをご覧ください)。


それでは今回の東淀川区最初の街区表示板ですが、本来の「東淀川区菅原五丁目2」の住所の街区表示板を見つけられませんでしたので、3番違い(近い番地のものも見つかりませんでしたので。。)の左の街区表示板の画像の「東淀川区菅原五丁目5」であります。


その3番違いの「東淀川区菅原五丁目5」の住所に該当するのはJRおおさか東線JR淡路駅で、現在の区域となって初めて開業したJRの駅であります。こちらの上の画像はJRおおさか東線JR淡路駅を西側から撮影したものです。


こちらの上の画像はJRおおさか東線JR淡路駅の改札口です。


こちらの上の画像はJRおおさか東線JR淡路駅のホームで、2面2線の相対式ホームとなっております。


こちらの上の画像は201系による新大阪行き普通列車が停車しているところです。


こちらの上の画像は今年の6月にJR淡路駅から少し北東に行ったところにある阪急京都本線の善隣社踏切から撮影したもので、ウグイス色の201系が走っている高架の路線がJRおおさか東線で、そのJRおおさか東線の下をくぐっているのが阪急京都本線です。その阪急京都本線の左側に写っているのが現在工事中の阪急京都本線・千里線の連続立体交差事業の阪急京都本線側の橋脚で、完成すると阪急淡路駅周辺は現在の阪急京都本線より少し東側に移設することとなります。


こちらの上の画像は同じく今年の6月に先ほどの阪急京都本線の善隣社踏切から少し移動して阪急千里線の西側から撮影したもので、画像の左側に写っているのは現在工事中の阪急千里線の橋脚で、こちらも完成すると現在の場所より少し東側に移設されるととなります。


こちらの上の画像は今月にJR淡路駅1番ホームから撮影したもので、左に写っている緑色の橋桁が現在工事中の立体交差事業の阪急千里線の橋桁、真ん中に写っている架線柱と下をくぐっている線路は現在の京都本線、右側にJR淡路駅のホームの壁と隣り合わせで写っているのが同じく現在工事中の立体交差事業の阪急京都本線の橋脚であります。


こちらの上の画像も同じく今月に撮影したJR淡路駅西側が先ほどの現在工事中の立体交差事業の阪急千里線の橋桁とJRおおさか東線の下をくぐって走っている現在の阪急京都本線の様子です。


そして、JR淡路駅と阪急淡路駅との連絡道となっている東淡路商店街に立っていた幟には「JR・阪急「淡路駅」直結近道 「のぼり」が目じるし」と書かれていましたが、実際に乗換えのために歩いてみると本当に近くて便利になったことを感しました。


次はほんの少し移動しまして、こちらも本来は「東淀川区東淡路四丁目17」の街区表示板の画像を掲載したかったのですが、自分にはみつけられませんでしたので、2番違いの左の街区表示板の画像の「東淀川区東淡路四丁目15」であります。


その2番違いの「東淀川区東淡路四丁目17」の住所に該当するのは阪急京都本線・千里線淡路駅です。こちらの上の画像は阪急淡路駅東口を撮影したもので、現在の阪急淡路駅東口は京都本線・千里線の連続立体交差事業の工事の関係で以前の場所から少し東側に移設されています。


こちらの上の画像は阪急淡路駅の西口で、こちらはまだ以前のままであります。


こちらの上の画像は大阪梅田・天神橋筋六丁目方面のりばの4・5号線側のホームから京都河原町・北千里方面のりばの2・3号線側のホームを撮影したもので、2号線には1300系(2代)1301F「古都」が停車しており、こちらの2・3号線側の風景はこれまで通りの阪急淡路駅の風景でありました。


こちらの上の画像は京都河原町・北千里方面のりばの2・3号線側のホームから京都本線京都河原町方面を撮影したものですが、奥の方に少し現在工事中の京都本線・千里線の連続立体交差事業の風景が見ることができます。


こちらの上の画像は大阪梅田・天神橋筋六丁目方面のりばの4・5号線側のホームから千里線北千里方面を撮影したものですが、こちら側の風景はまだ以前と変わらない風景でした。


こちらの上の画像は同じく大阪梅田・天神橋筋六丁目方面のりばの4・5号線側のホームで大阪メトロ66系リニューアル車がホームを挟んで並んでるのを初めて見ましたので撮影しました。こちらの梅田・天神橋筋六丁目方面のりばの4・5号線側のホームの東側には京都本線・千里線の連続立体交差事業の工事の囲いがされているのが確認できます。


こちらの上の画像は京都河原町・北千里方面のりばの2・3号線側のホームから大阪梅田・天神橋筋六丁目方面のりばの4・5号線側のホームを撮影したもので、4号線には大阪メトロ未更新車、5号線には阪急8300系8315Fがそれぞれ停車してます。先ほども書きましたように大阪梅田・天神橋筋六丁目方面のりばの4・5号線側のホームの東側では京都本線・千里線の連続立体交差事業の工事が行われており、こちらの京都河原町・北千里方面のりばの2・3号線側のホームから側から撮影した画像の方が工事の様子が分かりやすいので掲載しました。


また現在の阪急淡路駅のホーム・改札口間の移動は階段を昇降しますが、この風景もいつまで見られるかわかりませんので京都河原町・北千里方面のりばの2・3号線側のホームから地下道へ続く階段を撮影しました。


こちらの上の画像は階段を少し降りたところから地下道を撮影したものです。


こちらの上の画像は現在の地下道の様子で、画像奥の西口へ出る階段のところに売店があります。


こちらの上の画像は阪急淡路駅北側の千里線の千里北陽踏切から現在の阪急淡路駅を撮影したものです。


こちらの上の画像は阪急淡路駅南側の京都本線の一小川踏切の西側から撮影したもので、踏切の右側の京都本線・千里線の連続立体交差事業の工事の右手前の高架橋が京都本線崇禅寺側、その左隣の奥の高架橋が千里線柴島側、踏切の左側が淡路側の高架橋となります。


こちらの上の画像は阪急淡路駅南側の京都本線の一小川踏切から現在の阪急淡路駅を撮影したものです。


こちらの上の画像は千里線の住宅踏切から撮影したもので、京都本線・千里線の連続立体交差事業の工事の右側の橋脚が千里線、左奥に写っているのが京都本線の高架橋であります。


こちらの上の画像は阪急淡路駅から京都本線崇禅寺寄りの側道から撮影したので、京都本線・千里線の連続立体交差事業の工事の手前の橋桁が京都本線の高架橋、奥に写っているのが千里線の高架橋となります。


次は少し移動しまして、左の街区表示板の画像の「東淀川区下新庄五丁目1」であります。


その「東淀川区下新庄五丁目1」の住所に該当するのはもう見当がついてると思いますが、阪急千里線下新庄駅であります。こちらの上の画像は下新庄駅東口で、京都本線・千里線の連続立体交差事業の工事のために出入口が以前の姿から変わっていました。


こちらの上の画像は下新庄駅西口で、こちらは現在のところ工事の影響がないことから以前の姿のままでした。


こちらの上の画像は下新庄駅の改札口と切符売り場です。


こちらの上の画像は北千里方面のりばの1号線ホームから大阪梅田・天神橋筋六丁目方面のりばの2号線ホームを撮影したものです。かなりカーブしています。


こちらの上の画像は大阪梅田・天神橋筋六丁目方面のりばの2号線ホームから北千里方面のりばの1号線ホームを撮影したもので、1号線には停車している7300系7320Fによる北千里行き、2号線には発車したところの5300系5301Fによる梅田行きが写っております。


現在の大阪梅田・天神橋筋六丁目方面のりばの2号線ホームには行灯式の行先表示器が残っており、上の画像は10月になってから撮影したものですが、連続立体交差事業の工事の関係でいずれ撤去されることもあって「大阪梅田」への駅名変更へは対応せず、「梅田」表記のままとなっておりました。


こちらの上の画像は下新庄駅1号線ホームから北千里側を撮影したもので、隣の吹田駅にかけても連続立体交差事業の工事が行われており、橋脚が所々に立っているのが確認できます。


こちらの上の画像は下新庄駅東口の少し北側から下新庄駅を撮影したもので、駅周辺も工事の足場が組まれているのが確認できます。


こちらの上の画像は下新庄駅と淡路駅の間にある鳩が瀬踏切から下新庄側を向いて撮影したもので、この辺りになると現在の千里線の真上を走るように橋脚が立っているのがわかります。


こちらの上の画像は非常にわかりづらいですが、下新庄駅の南側の東海道新幹線の高架と立体交差する南側から淡路側を向いて撮影したもので、こちらも連続立体交差事業の橋脚が立っており、完成すると現在の東海道新幹線の上を走ることとなります。


次も少し移動しまして、左の街区表示板の画像の「東淀川区上新庄二丁目24」であります。


その「東淀川区上新庄二丁目24」の住所に該当するのはこちらももう見当がついてると思いますが、阪急京都本線上新庄駅であります。こちらの上の画像は南口となる阪急上新庄ビルであります。


こちらの上の画像は上新庄駅南改札口であります。


こちらの上の画像は京都河原町方面のりばの1号線ホームから大阪梅田・天神橋筋六丁目方面のりばの2号線ホームを撮影したものです。


こちらの上の画像は2号線ホームから南改札口へ続く通路で、長い坂道となっております。


こちらの上の画像は相川-上新庄間を走る8300系8300F復刻車です。


最後はそれなりに移動しまして、左の街区表示板の画像の「東淀川区北江口四丁目20」であります。


その「東淀川区北江口四丁目20」の住所に該当するのは大阪メトロ今里筋線井高野駅であります。こちらは大阪メトロ今里筋線井高野駅1号出入口であります。


こちらの上の画像は井高野駅の改札口であります。


こちらの上の画像は井高野駅のホームを駅名標を絡めて撮影したものです。


こちらの上の画像も横からの構図で申し訳ございませんが、井高野駅の1番線で80系を撮影したものです


こちらは2番のりばの車止めで、今後今里筋線が北へ延伸されるのか気になるところであります。


今回の東淀川区は現在の区域となってから2006年の今里筋線開業までは鉄道路線は阪急しかない状態で、1974年に分区した淀川区に国鉄(現在のJR)新大阪駅(東海道本線の隣の駅となる東淀川駅も淀川区が所在地です)や阪急十三駅などの乗降の多い駅があるので割を食ったようなイメージでしたが、先述した2006年の大阪メトロ今里筋線の開業で井高野、瑞光四丁目、だいどう豊里の駅が誕生し、今年になってJRおおさか東線の延伸によりJR淡路駅が誕生したことによって昔と比べて格段に利便性が向上したように思います。特にJR淡路駅は新大阪まで一本で行けることと大阪市の中心地を外して大阪市東部や東大阪市などに直接アクセスできることから利用されてる方が多く、阪急淡路駅との乗換えも現在の状態でも思っていたより苦にならないと思いましたので、阪急淡路駅周辺の連続立体交差事業が完成すればより一層便利になると思われます。


今回もいつものことながら記事の内容・画像とも粗い感じで申し訳ございませんが、今後もご愛顧のほどよろしくお願い致します。


2019年10月26日土曜日

近鉄 「きんてつ鉄道まつり 2019 in 五位堂」

前回の「きんてつ鉄道まつり 2019」の続きになりますが、午前中の高安車庫から移動して午後はもう一ヵ所の会場の五位堂検修車庫に行って来ました。


こちらは会場の五位堂検修車庫の表札です。(画像は昨年と同じに見えますが、今年新たに撮ったものです。)


こちらは表札の反対側に立てかけられていた「第26回「鉄道の日」イベント きんてつ鉄道まつり 2019」と書かれた看板です。


今年は最初に「きんてつ車両写真撮影会」の会場に。南側からモワ24系はかるくん、三重交通復刻塗装の1440系1438F(VW38)、820系復刻塗装の8400系8414F(B14)、600系(初代)復刻塗装の8400系8409F(B09)、「阪神・近鉄相互直通運転開始10周年記念車両展示」として展示された阪神なんば線開業10周年記念ラッピング車の阪神1000系1210F(HS60)の順に並べられていました。


特に昨年は緑の600系(初代)復刻塗装の8400系8409F(B09)に掲出されていたかつて奈良線で走っていた座席指定なしの特急(通称:鹿特急)のヘッドマークと副標タイプの特急マークの2枚看板がマルーンレッドの820系復刻塗装の8400系8414F(B14)に掲出されていて、しかも志摩線開業90周年を記念して三重交通復刻塗装となった1440系1438F(VW38)との並びが撮れたのは本当にうれしかったです。


また架線柱を挟みながらですが、左から緑の600系(初代)復刻塗装の8400系8409F(B09)とマルーンレッドの820系復刻塗装の8400系8414F(B14)の並びも撮ることができて良かったです。


「阪神・近鉄相互直通運転開始10周年記念車両展示」として展示された阪神なんば線開業10周年記念ラッピング車の阪神1000系1210F(HS60)は阪神の車両としては2015年に阪神タイガースの球団創設80周年記念として「Yellow Magic トレイン」となった阪神9000系9203F(HQ03)が展示されて以来ですが、今回は春の選抜高校野球の「センバツ」の副標も掲出していて、こちらもうれしい展示でした。


こちらの上の画像は左から現在は入替車として五位堂検修車庫で活躍している1600系モ1653と今回休憩電車として使われた5820系5851F(DF51)です。


こちらの上の画像は左から先ほどの休憩電車の5820系5851F(DF51)を反対側から撮ったものと8600系8604F(X54)です。


五位堂検修車庫の建屋内では電動貨車のモト97・98が「電車と綱引き」に使われてました。


こちらの上の画像の検査中の2610系2621F(X21)は塗装されたばかりでピカピカな状態でした。


こちらの上の画像の12200系12239F(NS39)も検査中の姿を撮影することができました。


この時に撮影した12200系12239F(NS39)の行先幕は「ノンストップ 大阪上本町」となっており、今年も職員の方々の遊び心を垣間見ることができました。


建屋から出まして、屋外をブラついておりますと今年復刻塗装となった近鉄バスが展示されてましたので撮影しました。自分が小学校低学年の頃までこの復刻塗装のカラーのバスが走ってましたので本当に懐かしく思いました。


そして、戦利品というわけではありませんが、「阪神・近鉄つながって10チュウ年!!」という会場限定のハイチュウを買いました。左から阪神電車と近鉄電車が描かれたパッケージとなっております。


片方の側面は阪神と近鉄の快速急行の停車駅が書かれた路線図がデザインされていました。


もう片方の側面は左から「2019年3月に阪神なんば線開業に伴う阪神電車と近鉄電車の相互直通運転はおかげさまで10周年を迎えました!」という文言と阪神なんば線開業10周年のロゴマーク、阪神×近鉄の文字とグレープ味のイラスト、ハイチュウのロゴがデザインされていました。


一日で高安と五位堂の二か所を回りましたが、高安では「奈良駅地下化」や「難波線開通」、「鳥羽線・志摩線直通運転開始」などの貴重な写真がみることができ、五位堂は今年も車両の展示のラインナップが良かったですので、どちらも個人的には楽しむことができました。