2019年9月20日金曜日

阪堺 「青雲塗装車・金太郎塗装車撮影会」

9月15日は阪堺電気軌道主催で行われた貸切ツアー「青雲塗装車・金太郎塗装車撮影会」に参加してきました。当日はここ数年同時期に開催されている撮影会貸切ツアー同様に1コースから3コースまで3回ツアーが開催されましたが、自分は前日の1コースと違って最後の3コースに参加し、集合場所の恵美須町停留場から前日と同じくモ701形モ704による貸切電車に乗って撮影会の会場である我孫子道車庫(大和川検車区)まで向かいました。


前日に続いて好天に恵まれた撮影会の会場の我孫子道車庫(大和川検車区)には左から金太郎塗装のモ166、青い雲電車塗装のモ164、同じく青い雲電車塗装のモ352、金太郎塗装のモ165の順に並んでまして、この状態から撮影がスタートしました。


4両並びは昨年の撮影会でモ161形車90周年記念のヘッドマークが掲出されている状態を撮影しましたが、今回は「新元号 令和」のヘッドマークを4両共に掲出している状態を撮影することができました。


今回も4両並びの中央に架線柱がある状態で2両ずつ並んでましたので望遠寄りで2両の並びを撮影することもできました。こちらは左から方向幕が「住吉」と表示されている金太郎塗装のモ166、方向幕が「住吉公園」と表示されている青い雲電車塗装のモ164の並びで、こちらの2両には黒文字の「令和」のヘッドマークが掲出されていました。


こちらは左から青い雲電車塗装のモ352と方向幕が「天王寺駅前」と表示されている金太郎塗装のモ165の共に除籍された2両の並びで、こちらの2両には赤文字の「令和」のヘッドマークが掲出されてましたが、モ352のLEDの行先表示は取り外されているのとモ165のワンマンカープレートが掲出されていないことが確認できました。


除籍繋がりということではありませんが、こちらは撮影会場の東側に留置されていた除籍車の元京都市電のモ251形モ256で、廃車となって久しいこともあってかなり傷んでいました。


こちらも同じく撮影会場の東側に留置されていた除籍車のモ161形モ170ですが、こちらもかなり傷んでいました。


撮影開始から20分が経過したところで青い雲電車塗装のモ164とモ352が前に出されましたので、左から後ろにいる金太郎塗装のモ166、前に出された青い雲電車塗装のモ164とモ352の並びを青空と雲を強調して撮影してみました。この時点での方向幕は青い雲電車塗装のモ164が「浜寺駅前」、左端の金太郎塗装のモ166が「えびす町」と表示されていました。


反対側に撮影位置を変更しまして、右から後ろにいる金太郎塗装のモ165、前に出された青い雲電車塗装のモ352とモ164の並びを撮影しました。またモ352は自走できないことを撮影会場へ向かう貸切電車の車内で添乗の職員さんが説明されていたのですが、そのモ352を前に出すために押した緑一色塗装のモ162がモ352とモ165の間から少し顔を出しているのが確認できます。この時点でのモ165の方向幕は黒文字の「あびこ道」、モ162は赤文字の「あびこ道」と表示されていました。


そして、前に出ているモ164とモ352の2両による並びも順光で撮影することができました。


そして、撮影開始から40分が経過したところで左端のモ166と右端のモ165の位置はそのままで、左から2両目のモ164が両端の2両と同じ位置まで下がり、左から3両目のモ352のみが前に出ている状態となりました。


モ352のみが前に出てましたので単独で撮影しましたが、車体が除籍された車両とは思えないほどとてもきれいな状態で、下に路面電車まつりの際に展示されていた時の画像を再掲載してますが、路面電車まつりの時の状態と比べても車体に艶が出ていますので今回の撮影会のために職員の方々が丁寧に洗車してくださったのがよくわかります。


こちらの上の画像が路面電車まつりの際に展示されていたモ352です。


こちらはモ166とモ164による2回目の2両並びですが、方向幕は共に赤文字の「あびこ道」を表示していました。


こちらはモ352が前、モ165が後ろにいる状態で撮影したものですが、こちらのモ165の方向幕も赤文字「あびこ道」の表示で、LEDの行先表示器が撤去されたモ352には赤い「あびこ道」の系統板が掲出されました。


そして、最後は左から後ろにいる金太郎塗装のモ166と青い雲電車塗装モ164、前に出ている同じく青い雲電車塗装のモ352を青空と雲を強調して撮影して撮影時間が終了し、その後は前日同様に場所を移動してのお土産の引換とグッズ販売会を経て解散となりました。

2日間とも自分が参加したコースは参加された皆様がマナーを守られていたので罵声などはなく和やかな雰囲気での撮影会となりました。参加された皆様、お疲れ様でした。そして、今回も両日とも撮影会ツアーの全てにおいて最大限の配慮をしてくださった阪堺電車の職員の皆様には厚く御礼申し上げます。



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