11月3日は阪堺電車の撮影に出掛けていましたが、11月になって通常の運用に入り始めたモ161形の中で今回は9月の撮影会の少し前に塗装が若干変わったモ162を撮ることができました。
この日のモ162は朝の最後に我孫子道を出庫してきましたので昼間は天我固定運用で走っていました。こちらは阪堺線住吉停留場2番のりば付近を走っているところを撮影したものです。
上町線阿倍野-松虫間であべのハルカスをバックに撮影しました。
こちらは阪堺線住吉停留場2番のりばに停車しているところを後追いで撮影したものですが、今回も前回と同じく緑一色塗装ながらも前回より色が濃くなった印象で、同好の方から聞かせていただいたお話だと1970年代から1980年代に走っていたタマノイ酢さんの広告車両の通称「すしのこ電車」の塗装に近いということでした。
こちらは2014年に緑一色塗装となった頃のモ162ですが、今回の塗装と比べるとかなり明るめの緑だったことがわかります。
このモ162は現在の緑一色塗装になる前は南海大阪軌道線時代の復元塗装でしたが、こちらは2005年に撮影したモ162です。この南海大阪軌道線時代の復元塗装は熱烈な南海ファンで「南海太郎」の名でその筋の方々から知られていた平芳資也氏が私費を投じてモ161形2両(モ162・モ163)を復元させたもので、塗料も南海大阪軌道線時代に塗られていた実物が使用されていました。撮影した当時はそのことを知らなかったのですが、後にそのことをいつもお世話になっている同好の方からご教授していただきました。
そして、こちらも同じく南海大阪軌道線時代の復元塗装で2010年に撮影したものですが、この頃には南海大阪軌道線時代の実物の塗料が切れてしまったそうで、実物の塗料を使った塗装より濃い塗装になっていました。
今シーズンも元気に通常運行で走り始めたモ161形ですが、末永く走り続けて欲しいものです。
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