今年の4月26日で近鉄田原本線が前身の大和鉄道の開業から数えて100周年を迎えたことを記念して3月より2015年に撮影したものを中心に田原本線各駅の画像を公開しておりますが、8回目で最終回となる今回は1回目の西田原本駅からだと終点(正式には新王寺駅が起点で西田原本駅が終点と逆なんですが)となる新王寺駅の画像を公開したいと思います。
新王寺駅は田原本線の前身である大和鉄道の新王寺-田原本間が開通した1918年4月26日に同時に開業し、開業時の大和鉄道は1961年10月1日に信貴生駒電鉄(現在の近鉄生駒線)に合併され、更に1964年10月1日に合併後の信貴生駒電鉄が近鉄に吸収合併されますが、近鉄への吸収合併の際に改称した西田原本駅と違い、この新王寺駅の駅名は大和鉄道開業時からの駅名であります。
こちらは新王寺駅の改札口を正面から撮影したもので、起点・終点の駅ということもあって自動改札機があるのがわかります。
同じ場所から少し角度を変えて撮影したもので、切符売り場が写っています。切符売り場の右隣に生駒線の王寺駅への矢印が記された案内表示があるのが確認できます。
こちらは生駒線王寺駅への案内表示を拡大して撮影したものですが、近鉄王寺駅と矢印が記されている下に「定期乗車券は近鉄王寺駅でお買い求めください」と書かれていました。
そして、こちらは新王寺駅のホームで8400系が停車していますが、ホームは頭端式ホーム2面1線となっており、画像の右側のホームは降車側、左側が乗車側となっております。
こちらは乗車側のホームを撮影したもので、長い木製ベンチが昭和の頃の風情を感じさせてくれます。
こちらは乗車側ホームから改札口方向を撮影したものですが、頭端式ホームで見られる車止標識が写っています。
こちらは新王寺駅の駅名標で、駅ナンバリング以前に撮影したものです。
最後は出口と生駒線とJR線への乗り換え案内表示を撮ったものですが、生駒線の近鉄王寺駅まで約150mであることが記されています。
今年で100周年を迎えた近鉄田原本線の各駅の記事を3月から書いてきましたが、これにて終了です。ありがとうございました。
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