2018年6月23日土曜日

阪堺 モ161形車就役90周年記念『モ161形車記念ミステリーツアー』

6月9日は阪堺電車の第20回路面電車まつりでしたが、その路面電車まつりの終了後に開催された『モ161形車記念ミステリーツアー』に参加してきました。この『モ161形車記念ミステリーツアー』はモ161形車就役90周年を記念して企画されたもので、阪堺さんの公式ウェブサイトでの事前申し込みが先着順であったのですが、無事申し込みに成功してめでたく参加することができました。


まずは集合場所の我孫子道車庫北門前で参加証を受け取ります。


そして、今回のミステリーツアーの電車に乗り込むのですが、充当されたのは路面電車まつりでメインステージの南側に展示されていたモ161形モ161で、乗り込むところを撮らなかったので路面電車まつりで展示されていた時に撮影したものを再掲載させていただきました。ミステリーツアーでの行先幕の表示はこちらの画像の「阪堺電車」ではなく、「貸切」表示でした。


そして、車内に乗り込みますとなぜか両端の運転席に運転士さんがそれぞれスタンバイされています。今回のツアーはミステリーツアーですので当然ながら行先は参加者には告げられておらず、出発地点の我孫子道車庫を北上して天王寺駅前、あるいは恵美須町へ行くのか、それとも南下して浜寺駅前へ行くのかと思っておりますと添乗の職員さんから記念品が配られ、今回のツアーについての説明が始まりました。そして、モ161形モ161が車庫から我孫子道停留場3番のりばへと出庫して南下するように見せかけて車庫に引き返し、次は車庫から2番のりばに出庫して北上するように見せかけては車庫に引き返したのですが、その間の車内は添乗の職員さんのトークで笑いに包まれておりました。どうもこの車庫と停留場の往復は添乗の職員さんのお話だと職員さん方が考えた撮り鉄さんの裏をかく作戦だったようです。

そして、次は最初と同じく3番のりばに出庫して電車は南下し始めました。ここでも引込線に近づくと徐行するのでまた車庫に戻るのかと思いましたが、添乗の職員さんから目的地が「浜寺駅前」と告げられました。なぜ浜寺駅前が目的地に選ばれたのか申しますと、現在申請中である「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録の決定審査会が7月に開催されるということで、その気運を高めるためにこのミステリーツアーの目的地を堺市内の浜寺駅前にしましたと説明されていました。

画像はまだ我孫子道車庫を発車する前に撮影したモ161形モ161の車内です。人が写り込まないように天井と中吊り広告を中心に撮りました。


そして、目的地の浜寺駅前に到着し、乗車したモ161形モ161と後ろに停車している1001形1001堺トラム「茶ちゃ」が縦列停車となりましたので撮影しました。


こちらは車内でいただいたミステリーツアーの乗車参加証で、定期券を模したものとなってます。


こちらも車内でいただいたモ161形車90周年記念のステッカーです。


最後も車内でいただいたモ161形モ161のラバーキーホルダーです。


今回は本格的に出発する前から面白い仕掛けがあって本当に楽しませていただきました。ツアーの参加された皆様、阪堺電車の職員の方々、ありがとうございました。



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