2017年9月21日木曜日

近鉄 五位堂駅橋上駅舎化30周年

30年前の1987年9月21日は近鉄大阪線の五位堂駅が現在の橋上駅舎の使用が開始された日であります。また1987年といえばバブル景気真っ只中でこの五位堂駅北側にある真美ヶ丘ニュータウンの開発が進んで乗客が増加したことでこの日のダイヤ変更からそれまでの準急停車駅から当時の区間快速急行停車駅まで格上げされました。


自分はこの五位堂駅の橋上駅舎が供用を開始した半年後の1988年3月に転居してきたのですが、当時はまだこの現在の画像のようにロータリーはなく更地の状態で、駅の北側に伸びるスロープもまだありませんでした。自治体もまだ現在の「香芝市」でなく「北葛城郡香芝町」でしたから当時はまだ町全体が発展途上といった感じでした。


こちらは南出口ですが、当時からこの現在の画像とほぼ変わらない感じでした。右端に写っている不動産屋さんの建物も最初はありませんでしたが、1年か2年ほど後にはあったと思います。


こちらは五位堂駅の2番線ホームに停車する前2両が2410系の五十鈴川行き急行です。現在大阪線では昼間に1時間3本の急行が走っていますが、当時は1時間に2本しかありませんでしたので便利になりました。


こちらはまだ区間快速が走っていた頃に撮った反転フラップ式案内表示機ですが、現在もまだ現役で頑張っております(画像が荒くて申し訳ございません)。これを撮った頃には既に快速急行も停車していたので英語表記のものも混ざっていましたが、この区間快速の種別表記は30年前の当時と変わらない英語表記なしのものを種別が消滅した2012年まで使い続けていました。現在も種別と行先によっては英語表記なしのものも残っております。


この五位堂駅は現在快速急行まで停車するようになったので鉄道利用の面では便利が良いのですが、駅周辺の道路事情も特に南側はあまり良いとはいえず、駅周辺の商業施設もあまり充実しているとはいえませんので、今後は駅周辺の利便性がもう少し良くなって欲しいと思います。


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