今月はいつもより少し早い「街区表示板と鉄道の旅 大阪市24区編」の記事ですが、大阪市24区の折り返し地点となる第12回の今回は大正区でございます。今回の大正区は1932年に尻無川左岸かつ岩崎運河以南が港区より分区されて誕生した区であります(詳しくはWikipediaをご覧ください)。
それでは今回の大正区最初の街区表示板は左の画像の「大正区三軒家西一丁目2」であります。
その「大正区三軒家西一丁目2」の住所に該当するのは大阪メトロ長堀鶴見緑地線大正駅であります。こちらの上の画像は大阪メトロ長堀鶴見緑地線大正駅の1号出入口であります。
こちらの上の画像は大阪メトロ長堀鶴見緑地線大正駅の改札口(手前)と切符売り場(奥)であります。
改札内からホームへの階段を降りて行きますとのりば案内が見えまして、1番線が心斎橋・京橋・門真南方面、2番線が降車専用と表示されています。2番線が降車専用となっているのは大正駅のドーム前千代崎側のすぐから尻無川を潜るシールド工法となっていることから渡り線を設けられず、その反対側に引上げ線を設けて、その引上げ線から1番線に入線する構造となっているからであります。また将来この大正から鶴町まで延伸される計画がありますが、費用対効果や収支採算性などの観点から延伸は難しいようであります。
こちらの上の画像は大正駅の駅名標と70系を絡めて撮影したものです。
次はそれなりに移動しまして、左の街区表示板の画像の「大正区鶴町四丁目11」であります。
その「大正区鶴町四丁目11」の住所に該当するのは大阪シティバス鶴町営業所であります。こちらの上の画像は左が大阪シティバス鶴町営業所で、右が鶴町車庫であります。
こちらの上の画像は大阪シティバス鶴町営業所の表札であります。
こちらの上の画像は鶴町車庫からバスが出庫してくるところを撮影したものです。今回大阪シティバスでこの鶴町営業所と車庫を訪れたのはかつて大阪市電の鶴町車庫として使われていた形跡が残っていないかということと大阪メトロ長堀鶴見緑地線の延伸予定区間の終点ということが理由だったのですが、大阪市電の鶴町車庫の形跡は見つけることができず、大阪メトロ長堀鶴見緑地線の延伸予定区間についても実際にその区間のバスに乗車してみますと、日中でもかなりの本数が走ってるのであまり待たなくいいのでありがたいのですが、所用時間は25分ほどで決して早いとはいえず、大正から千島辺りまでは休日夕方でもなかなかの混雑で、輸送力を考えると地下鉄の延伸はあった方がいいのかなと思うのですが、この地域は高齢者の方が多いのでバスの方がバリアフリーの観点から考えても乗降のしやすさであったり、停留所が短い区間で設定されていたりと現状の方がいいのかなと思ったりもしますので、なかなか難しい問題であります。
次もそれなりに移動しまして、左の街区表示板の画像の「大正区三軒家東一丁目8」であります。
その「大正区三軒家東一丁目8」の住所に該当するのはJR大阪環状線大正駅であります。こちらの上の画像はJR大阪環状線大正駅の出入口(北側)であります。
こちらの上の画像はJR大阪環状線大正駅の改札口(北側)であります。
こちらの上の画像はJR大阪環状線大正駅の改札口(南側)であります。
こちらの上の画像はJR大阪環状線大正駅のホームで、323系が入線してきたところを撮影したものです。
こちらの上の画像は別の日にJR大阪環状線大正駅の南西側から高架橋の駅名標と323系を絡めて撮影したものです。
最後は少し移動しまして、左の街区表示板の画像の「大正区三軒家西二丁目3」であります。
その「大正区三軒家西二丁目3」の住所に該当するのは尻無川をはさんで京セラドーム(大阪ドーム)を背景に列車を撮影できるスポットであります。この大正区は大正駅以外に駅がありませんので記事の量を増やすために半ば強引に撮影地も選んでしまいました。こちらの上の画像は2003~2005年頃に103系と撮影したものです。
こちらの上の画像は先ほどの画像と比べると画角が違い、手前にフェンスがあったり、ドームの手前に病院ができたりと風景も違いますが、ほぼ同じ場所から現在の323系と撮影したものです。
今回の大正区は先ほども書きましたように鉄道の駅はJRと大阪メトロの大正駅のみで、大正駅周辺以外の地域へ公共の交通手段で移動する場合はバスか渡船となり、今後は大阪メトロ長堀鶴見緑地線大正から鶴町への延伸計画が気になるところですが、今回訪れてみて様々な観点から考えますと地元の方々にとって地下鉄の延伸と現状のままのどちらが良いのかなかなか難しいなと思ったのが正直な感想でした。
今回も全く成長もなく記事の内容・画像とも粗い感じで申し訳ございませんが、今後もご愛顧のほどよろしくお願い致します。
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