今回は大阪府立弥生文化博物館で1月16日から3月28日まで行われている「泉州を貫く軌跡—阪和電鉄全通90周年—」を3月7日に見学した際の様子を少しですが、ご覧いただければと思います。
阪和電鉄とは正式名称は「阪和電気鉄道」で、現在のJR西日本阪和線を建設した鉄道会社(詳しい歴史などについてはWikipediaをご覧ください)でありますが、今回見学した「泉州を貫く軌跡—阪和電鉄全通90周年—」では阪和電気鉄道設立から現在のJR西日本阪和線に至るまでの歴史の説明やそれらにまつわる展示物を見ることができました。
阪和線信太山駅から歩いて10分弱で会場の大阪府立弥生文化博物館に到着し、入口の券売機で入場料430円を支払って館内に入りました。
今回見学した「泉州を貫く軌跡—阪和電鉄全通90周年—」は2階の特別展示室が会場となっておりました。
こちらが会場入口に掲示されていた「泉州を貫く軌跡—阪和電鉄全通90周年—」のポスターです。
会場はガラス越しの壁面に説明文、その下に説明文に沿った展示物、中央にはガラスケースの展示物という配置となっておりました。こちらの上の画像は阪和電鉄開通前夜の時代の説明文と展示物であります。
こちらの上の画像は阪和電鉄開業時のリーフレットなどの展示物、阪和電鉄時代の天王寺駅の写真であります。
こちらの画像は阪和電鉄全通時の案内などの展示物、阪和電鉄時代の東和歌山駅(現在の和歌山駅)の写真であります。
こちらの上の画像は阪和電鉄の沿線図で、上が昭和7(1932)年の全通時、下が昭和4(1929)年の開業時のものですが、どちらの沿線図にも未着工に終わった粉河支線が書かれていました。
こちらの上の画像は阪和電気鉄道と南海鉄道の合併の新聞記事であります。
こちらの上の画像は左が昭和8(1933)年に走った黒潮号のヘッドマークの復元品、中央が国鉄阪和線時代に掲出されていた天王寺-和歌山(「和歌山」の上の「東」が消された跡が残ってます)間の「直行」列車の運行標識板、右が天王寺-鳳間の普通列車の運行標識板であります。
最後は中央のガラスケースで展示されていた阪和電気鉄道時代の乗車券の数々です。
そして、帰りは約20分かけて南海本線松ノ浜駅まで歩きました。
今回画像でご覧いただいた展示物はほんの一部で、他にも多くの貴重な展示物を見ることができますので、興味がお有りの方は是非足を運んでみてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿